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九月号を読んで… - 拓 坊

2019/09/04 (Wed) 17:32:19

 九月になり、炎熱の猛暑も何とか去り‥
やっと秋の気配が感じられるようになりました。

 琵琶湖西岸の蓬莱浜で早くも彼岸花が咲きだしました。

◆風流寄席
 確かに男性ばかりだけの宴席では…
 何か固苦しく息が詰まるような雰囲気になりがちです。
 そこに適度な数の女性が加わるだけで、
 何故か場が和み柔らかな雰囲気に包まれるように感じます。
 女性から見る視点は男性とはまた違った見方感じ方があるようです。
 長年、女性客とばかり接していて気がつく事を学ばせてもらいました。

 私が中学生として戻ってきた京都での日常風景は、
 まだまだ昭和初期の時代を色濃く残していました。
 向こう三軒両隣のお付き合いは当たり前で‥
 毎朝の門掃きや夏場の水撒きなどもよく目にしましたが、
 近ごろは同じ町内住人の訃報も回覧板くらで知るだけで、
 隣人関係もすっかり疎遠で希薄になってしまいました。
 人間観察がお得意のパトさんにとって…、
 藤子さんが、その寄席の常連さんになられるといいですね。

 全く余談ではございますが・・・
 私ら高校同窓生のオアシス的なあのオバンザイの店「楽庵」が、
 最近は店を開けない日が増え、
 いずれそのまま閉店なさるのではと気をもんでいます。
 四月に長年(16年)飼っていた愛犬を亡くされ、
 ほどなく八十八夜の頃、一人息子さんが突然死で他界されました。
 そういった重なる不幸のショックのあまり気力を失くされたようです。
 まあ‥それも彼女の人生だから・・・と言っても・・・
 とても残念無念ではありますが・・・私は何もできなくて・・・。

◆弱者優先
 昔、当地ではプロ野球も大相撲も生では見られないけれど、
 テレビ観戦で大いに贔屓チームや力士を熱心に応援したものです。
 しかし歳とともにそれらに熱が入らないようになっていきました。
 元来さほど熱くならない性分が歳を重ねるほどに、
 勝負の結末に時間がかかるのが、まどろっこしくなったようです。
 
 私は選挙の時も「寄らば大樹の陰」みたいな与党の人よりも、
 野党の人に投票することが多いのですが、 
 それでも野党の是が非でも何党と決めない無関心派の人です。

◆「食」シリーズ
 私も‥ご飯物はもちろん、蕎麦でも饂飩でも噛む派です。
 大阪人ではなく京都人でも「噛まへん」とは言いません。(笑)
 入れ歯ではありますが…
 元々腸が弱いので胃に届いた時の反芻と腸での消化を助けられるかと、
 口に入った食べ物は、ほどほどに必ず噛みます。
 それにより必然的に食事を終えるのに時間がかかり、
 いつも妻に人様と食べる時はペースを会わせるようにと注意されています。
 ですから、立ち食いの店へ行くことはめったにありません。

◆小説・たまさか夫妻(前)
 何かミステリー小説のようで後篇が楽しみです。
 パトさんのこのエッセイなどで、貴方の創作能力のほどを知っていますので、
 これはフィクション小説だとは思いながらも…
 私には何故か同人誌時代のパトさんが関わった私小説の匂いを感じました。
 いずにせよ、どんな結末になるのか…と、
 後篇というのか…来月のエッセイを待ち焦れています。

今月号も多彩な秀作の数々をありがとうございました。
どうぞ、ご家族の皆様にも夏場の疲れがでませんように・・・

Re: 九月号を読んで… - パトラッシュ

2019/09/05 (Thu) 10:01:22

拓坊さん、何時もご愛読をありがとうございます。
今年の猛暑も、ようやく終わったようです。
彼岸花、きれいに咲いていますね。
ご所有の山荘から、近いのでしょうね、蓬莱浜は。
避暑を兼ね、今年もしばしば通われたことでしょう。

◇風流寄席
私達男性と違う、女性の視点や美意識には「へえ、そんなところに……」と、
この歳になっても驚かされます。
まあ、これで良いのでしょうけれど。
長年女性客と接している、拓坊さんにしてそうなら、私達にはなおさらです。

京都の町の、住民同士の紐帯は、江戸の長屋とは色合いが違うにせよ、
濃密なものがあったと想像されます。
東京から長屋がなくなったように、京都でも、人間関係は希薄になっているのでしょうね。
今や、個人主義の時代ですから……
さびしいですが、これも仕方ないのかもしれません。

◇弱者優先
京都の皆さんの、反骨精神は昔から有名でした。
蜷川虎三知事を擁したり、共産党の衆議院議員が、早くから居ましたから。
野球では、はやり阪神ファンが多いのでしょうか……
剣客ことNさんの奥さんは、熱烈な巨人ファンで、周囲からの孤立感を抱いているような
そんな雰囲気がありましたけれど……

◇「食」シリーズ
私も、子供時代に親から受けた躾が、しっかり残っております。
「しっかり噛め」
それで、うどんでも蕎麦でも、よく噛む癖が付いています。
食にこだわりを持つフランス人は、日本人が立ち食いそばを5分で食べ終えるというと、
Oh……と言って絶句するようです。
出来れば「食」は、ゆっくりと楽しみたいですね。

◇小説「たまさか夫妻」
普段、随筆ばかり書いていると、時たま猛烈に小説を書いてみたくなります。
しかし、奇想天外なことは書けないから、どうしても自分の体験や、
身近に見聞したことが主になります。
私のエッセイの、古くからの読者である拓坊さんには、もしかしたらこの小説に、
既読感があるかもしれませんね。
出来れば、後味の良い小説にしたいのですが、果たしてどうでしょうか???
月が替わるまで、苦吟を余儀なくされそうです。

☆ 楽庵さんのこと、驚きました。
そんなことがあったのですか……
女将さんが、気落ちされるのも、無理はありません。
きっと無常観に苛まれていることでしょう。
商売どころでないことも、想像に難くありません。

そんな時に、心の支えになるのは、拓坊さんはじめ、同窓のお仲間達ではないでしょうか。
是非、力付けて差し上げて下さい。
(と、私が申し上げるまでも、ないでしょうけれど……)

京都では、楽庵のおかげで(即ち拓坊さんのおかげで)
何度も楽しい時を過ごさせて頂きました。
その店のために、何もして差し上げられない、この身がもどかしいです。

何時までも あると思うな 人と店  夜半に嵐の  吹かぬものかは

自戒とさせて頂きます。
今月も、早々にご感想を賜り、ありがとうございました。

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